印鑑と責任感

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初めて自分自身の印鑑を手にしたのはいつごろだったのでしょう。小さいころシャチハタのインクがなくなるまでカレンダーの裏におしまくり、母から怒られまくったこともありました。今となっては笑い話です。

多分初めて自分の印鑑が手に入ったのは中学校の卒業式だったと思います。卒業式の日に担任から生徒全員に渡されました。同時に手にした印鑑を見て、まだ15歳なのに、「あぁ、大人になったな」と勘違いしたのも、今となっては笑い話です。

今ではそんな私もすっかり2度目の成人式を迎えるくらいの年齢を重ね、社会人として日ごろ部下から渡される書類、上司に伺う書類に印鑑を使用する毎日です。今度はシャチハタのインクも使命をしっかり果たして消費されております。

中学生のころのような純粋な気持ちはもうどこかに消えてしまいましたが、その代わりに、印鑑を使用することに対して強い責任を感じるようになりました。その書類に印鑑を押すということは、その書類に書かれたことについてわたし自身が認めたということを意味し、またわたしがアピールしたいことを表現するのだと理解しています。

先日、車を買い替えるためディーラーに行きました。その時手にした実印を見て、中学時代を思い出しました。あの時担任からもらった印鑑は、今でもこうして使っています。なぜか手放すこともなく、ずっと手元に置いてありました。なんか、中学時代の思い出がよみがえってきそうなあの印鑑に惚れてしまっているのかもしれません。

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